ここでは、2010年1月に誠報社から購入した改造EOS−KissX3を使った天体写真を公開していきます。
今まで使ってきた改造 Nikon D70もずいぶんと古くなり、画素数的にも物足りないということで購入して
みました。しかし、冷却改造品や冷却CCDまで買うところまでは踏み切れませんでした。嫁さんの顔が浮
かびます。フィルター二枚のうち1枚だけの交換なので、ハレーションがでるのが心配でしたが、やはりか
なり気になります。D70はダストカットがないので1枚だけのフィルター交換でしたから、やはりD70の方が
ハレーションは少ないようです。さて、これから少しずつ撮影に励んでいきたいと思います。
ビクセンのR-200SSという鏡筒をオークションで落としてみました。この鏡筒は、主鏡を3本の大きな爪で
押さえているため、強烈な3本のハレーションが出るので有名です。(上の写真1 馬頭星雲) そこで、
皆さんいろいろな工夫をされています。ドーナツ型の主鏡押さえを作って押さえるというのが主流でした。
しかし、ものぐさな私はとりあえず爪をはずして、まわりをシリコンコーキング剤で埋めてみました。1日置く
といい感じに固まってくれて、何とか使えそうです。早速写真を撮ってみるとずいぶんとよくなったことが
分かります。(写真2 馬頭星雲)
こちらはM42。ISO100で10分間露出です。なかなか期待が持てる写りです。オートガイドもなんとかいけ
そうです。月が大きかったし光害カットフィルターも使えなかったので次に期待しています。
こちらはバラ星雲と馬頭星雲。どちらもボーグ76ED+レデューサーです。LPS-P2フィルターを使っていま
す。露出はISO800で3分間です。